先日,不調の諸悪の根源と発覚したハーレーのポイント。
調べてみるとハーレーショベルの点火はいろいろあるのですが、ちょっと整理してみる事にします。
1.アーリーショベル1966年~1969年 4年間
2.ショベル1200cc 1970年~1977年 8年間
3.ショベル1340cc 1978年~1984年 7年間(85年に日本向けにごく少数出荷されているらしいので85年製も存在する)
2.までのショベルにはポイント点火が採用されていましたが、1978年、79年にはセミトランジスタ点火が、1980年以降からはフルトランジスタ点火が採用されているようです。
僕のは1980年製なので本来であればフルトラなのですがポイントにしています。
現在「DYNA-S」や「クレーン」など良さそうな点火方式も多いのですが、まだポイントから換えるつもりはありません。
ポイントなら出先で壊れても予備さえあればすぐに修理できますもんね。しかもパーツ代が安い!!
交換は至極簡単。まずはカバーを開けます。

次にポイント部分を取って、新しい部品と交換するだけ。

この写真では赤い線をすでに引っこ抜いてあります。
有名な「ブルーストリーク」のパーツに交換です。線が差し込み出無くネジ止め。なんかフェルトの布地も付いていてよさげです。

今回は一緒にコンデンサも交換します。

ポイントが開いたり閉じたりで火花を飛ばすのですが、ポイントが開くタイミングは、カムの山に乗った時0.5mmぐらい開くようにする。
カムの山はキックを動かして合わせるのです。
前シリンダーのプラグを外してプラグ穴から割り箸を突っ込んでピストンの上下を探り、ピストンが一番上がった所が上死点で、この時
ポイントが開いた状態にしました。
カムは常に回っているので、配線がカムに干渉しないよう、取り回しに気を付けます。
フェルトにはシリコングリスを塗ります。

はい、終了~。早速エンジンを掛けてみると、驚くほど始動性が良くなりました!
ポイントは定期的に交換しないとダメですね^_^;
※自己流なので間違ってるかもしれません。お気づきの方がいらっしゃいましたらご指摘くださいm(__)m