バイオハザードでは久しぶりのアパレル製品となったBSAA MA-1ジャケット。
受注開始からご好評いただき、誠にありがとうございます。
過去バイオハザード MA-1ジャケットと言いますと、なんといってもゲームのバイオ1が発売された後、バイオ2が発売されたあたりに作られたS.T.A.R.S. MA-1があり、その後も何度となく発売された経緯が御座います。
COLORはネイビーで裏オレンジのリバーシブルで発売され、大ヒットした製品です。
S.T.A.R.S.に召集されたクリス・レッド・フィールドが元米空軍所属で、フライトジャケットマニアであると言う設定から生まれました。
ではなぜ今回BSAA公式ウエアとしてMA-1ジャケットなったのか。
この説明をするには、MA-1ジャケットそのもののご説明が必要となります。
米軍のフライトジャケットで有名なMA-1ジャケット。1952年米空軍で支給が開始されたMA-1ジャケットは動きやすく高い機能性と無駄のない合理性、事故に対する対応性を持つ完成されたデザインとして開発され、近代フライトジャケットのCWUまで70年以上形に大きな変化なく継承されています。
現在世界中の軍、警察関係に支給される被服にも多大な影響を与えているこのデザインは、銃器を扱う様々なプロフェッショナル達にも愛用されているだけでなく、一般のファッションとしてもここ数年のトレンドにもなっています。
MA-1ジャケットが日本で知名度が上がったのは1986年公開の映画「トップガン」ですが、それ以前、1980年公開の「ハンター」でバウンティーハンター(賞金稼ぎ) スティーブ・マックィーンが着用している事でアメリカの銃器を扱う際に着用するジャケットとして定着しました。その後1994年公開「レオン」でヒロインが着用している事で広くファッション・アイテムとしての位置を確立しました。
実際現代においても、機能的なMA-1ジャケットは銃器を扱うプロフェッショナル達が戦闘や訓練、プライベートでも愛用しています。
今回のバイオハザード:デスアイランド BSAA MA-1ジャケットはサイドポケットにフラップのある「ハンター」でスティーブ・マックィーンが着用していたMA-1 E-TYPEをベースとし、BSAA隊員が戦闘や射撃訓練での着用を想定した独自のカスタムを盛り込んだオリジナルデザインとなっています。
企画者がこれまで数多くのフライトジャケットを手掛けた中でも、スペック、素材、フォルム、パーツにこだわり、BSAA隊員が着用するにふさわしい1着に仕上がっています。
では次回からはさらに細かくBSAA MA-1ジャケットをご紹介して行きたいと思います。