ZIPPO

最近は喫煙者もどんどん減少傾向にあるようです。
喫煙文化は前文明(と言って良いのか)と近代文明ではガラッと変わりました。
私の中で喫煙文化と言いますと二つ、一つは昔から尊敬して止まないネイティブ・アメリカンの喫煙文化。彼らの中では、朝日に向かってパイプをふかして神に感謝する儀式をする伝統がありました。また仲間同士で集まって吸う場合、その場でかわした約束は絶対と言った意味もあったそうです。

もう一つは今回のテーマーZIPPOに関係する喫煙文化。ご存知1930年代アメリカで作られたライターで、片手で開閉でき優れた防風性、頑丈な作り、永久保証などでアメリカの喫煙文化の重要なアイテムとなりました。さまざまな加工が施されたバリエーションも多く作られ、コレクターも多いですね。

ZIPPOには沢山の逸話もあって、
「戦時中パイロットが夜間飛行で計器のライトが故障しコクピット内が真っ暗に。進む方角を間違えると敵制空権に入ってしまう。その際ZIPPOを燃やし左手で持って計器を照らしたまま時速160kmの風の中飛行。無事帰還した」

「ベトナム戦争ではファティーグシャツの胸ポケットに入れていたZIPPOに銃弾があたり、命が助かった」

「湖で釣った魚を捌いたら中から湖底に落ちていたであろうZIPPOが出てきて、試しに付けたら一発で着いた」などなど。

なんで今回ZIPPOかと言いますと、ずっと使わずに何十年も放置してあったZIPPOがあったので、柄を彫って使う事にしました。秋の夜長に丁度良いですね。

放置されていた無地のZIPPO。多分20年くらい一度も使っていませんでした。

まずは適当に下書き。テーマはオールドスクール調のTATTOO風。燃えるハート♥がテーマ。ベトナムZIPPOのような雰囲気にしたいですね。

リューターで削って行きます。

なかなか難しいですね^_^;

1時間くらいでオリジナルのZIPPO完成。
オイルを入れたらばっちり使えました。

やっぱりZIPPOのカキッと言う開閉音は良いですね。

 

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