提出書類いろいろ

納品のお取り引き先様はそれほど多くないのですが、ご納品させて頂く際に必要な書類は各社様さまざまです。今回ご納品の提出書類も全て提出完了しました。

提出書類の多いお取引先様ですと
・製品仕様書
・検針・品質検査報告書
・素材構成検査書(ニッセンケン品質評価センター様やカケン(日本化学繊維検査協会)様、海外ですとSGSやCMAで検査していただいた検査報告書)
※素材構成検査書は製品に使用されている全ての素材、布地・ジッパーなどの金属・プラスチック他、プリントのインク原料がそれぞれ必要でとなります。
・Oeco-TEXなどの証明書

・製品強度試験報告書(BAGなどの耐久検査)
さらに外装(商品を入れる透明の袋の材質)や間違って被ってしまった時に必要な空気穴の直径まで細かく決まっているお取引先様もいらっしゃいます。

もちろん海外の検査機関の報告書も正式に認められていますが、ここでもやはり日本の技術力の差が出るのでしょうか、私は日本の検査機関の方がより正確な感じがします。
もちろん有害な部品は使用しませんが、なるべく国内検査機関で報告書を作成して頂き、合格品のみご納品させて頂いています。

日本の技術力の高さと言えば、ゼロ戦(太平洋戦争での日本の主力戦闘機、零式艦上戦闘機)が有名ですね。
御存じとは思いますが、当時日本の戦闘機の名称は採用年の皇紀の下2けたが付けられました。零戦の「零式」は1940年(昭和15年)が皇紀2600年にあたり、その下2桁が「00」であるためです。

終戦で全てのゼロ戦が廃棄処分されましたが、現在世界に4機だけ空を飛べるゼロ戦があります。(そのうち当時とエンジンが同じものは1機だけ)

先日お台場で日本人所有のゼロ戦が日本人パイロットの操縦でデモフライトしました。見に行きたかったのですが残念ながら行けませんでした。

今月号の航空ファン(ワールド・フォト・プレス社)に掲載されていますので是非ご覧になってください。

この記事を読んで、ちょっと胸が熱くなりました。先人の素晴らしい技術力、私も見習いたいものです。

コメント

  1. 監督~!!!

    やっぱり日本の方が正確ですよね!!!
    でも意外と融通もきいてくれるのです!!!
    今ちょうどカケンに出してる生地とプリントがあってドキドキです!!!
    通ってくれるといいんですけど!!!
    日本で検査やると本当に細かいので通るまで緊張感がありますね!!!

  2. MOROさん

    そうですね、日本国内の方が正確なのは間違いないと思います。
    確かに緊張感あります^_^;  検査期間中は寝つきが悪いです(笑) 問題なく通ると良いですね!

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