8耐、そしてありがとうTEAM GREEN

バイオハザードのグッズを作らせて頂き早20年になろうとしています。今現在もモロモロ進行しておりますが、ここでは詳しく御報告出来ないのであります。

アメリカから荷物が無事到着しましたのは書きましたが、先日1stサンプルのチェックが終わり生産工程に進んでいます。サンプルチェックに伺ったのはいつものカプコ●さま。この日は時間が無く、お昼は移動の車の中で。

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都庁が見下ろせる高層階の商談室です。8月はお盆休みが入りますので、この間のスケジュールを考慮してロスのないように進めなくてはなりません。

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今回はESS様初め、数社の職人さんが関わってきますのでスケジュール管理がちょっと複雑ですが、各パートをお任せしている職人さんはいずれもその道では有名な熟練の方ばかりなので、出来は間違いないでしょう。

お仕事は守秘義務がありましてなかなか公にできませんので、昨日開催された鈴鹿8時間耐久レースを書きましょう。

昨日の日曜日はドッグランから帰って、ずっと鈴鹿の公式サイトのサーキット放送を聞いていました。スタッフジュンもクーラーの効いた部屋で一緒に聞いています。

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タイトルにも書きましたが、ついにカワサキが2位表彰台に上がりました。1位は昨年同様ヤマハ ファクトリー。

2016年はヤマハの独壇場でしたね。現役のMoto GPライダー ポル・エスカルガロ選手が今年も2分6秒台でポールポジション。スタートではフライングすれすれで飛び出す他チームをよそ眼にきっちり余裕のスタート。

その後全く危なげなくトップを独走しての優勝。YZF-R1も売れる事でしょう。

しかし注目は何と言っても2位のカワサキ Team GREEN。カワサキのファクトリーチームです。僕のマーチンさんもZ1000エンジン&カワサキの耐久カラーですし、応援していました。そしてやってくれました!!

2位!! 8耐に復帰して3年。悲願の表彰台です。今年仕事の都合が付かず行けなかったのが本当に残念でした。優勝じゃないけど、8耐で2位に入るのは本当に難しいと思います。日本1タフなマシンにタフなライダー、万全のチーム態勢が揃って初めて完走できるのです。比べようもありませんが、耐久レースをかじっている者として、この2位は本当にすごい事だと思います。そして、3位のヨシムラ。ヨシムラは民間の中小企業です。全てにおいて不利な条件でファクトリーと同等に戦うのは本当にすごいと思います。

1万数千回転で8時間回し続けるエンジン、真夏の炎天下、57度にもなる路面温度、高熱のエンジンにまたがってレーシングスピードで1時間走り続けるライダー。観戦しているだけでも厳しいのに、8時間の長きを走り切る姿に感動します。

カワサキのレオン・ハスラム選手と新型ZX-10R。お父さんはあのロン・ハスラム。

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以前CBR600RRで筑波を走った際、一緒に走ったZX-10Rの方と話したのを思い出しました。裏ストレートでものすごく速かったです。8耐のマシンもトップスピードはヤマハ以上だったと言う話も…。

柳川選手 45歳。まさに鉄人。柳川選手のレースデビューがスクーター耐久レースだったと言うのも親近感がわきます。今もトップで走り続けているカワサキの顔でした。

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もう一人のライダー渡辺一樹選手も良い仕事をしました。

僕も監督とか言って頂いていますが、カワサキTeam Greenの監督はこの人

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釈迦堂監督 お名前がすごいですね。釈迦堂なんて。お姿もすでにお釈迦様のオーラを漂わせていらっしゃいます。

この方、エンジンを設計する技術系ご出身でチーム監督はTeam Greenで初めとの事です。今までのカワサキの技術をささえてこられた方なんですね。さぞ御苦労も多かった事と思います。

僕たちのこの前のレースは6月の末でしたが、暑さでやや熱中症気味になってしまいました。この気温での耐久レース。想像以上の過酷さだと思います。本当に感動しました。ありがとうカワサキ!!

皆さんもZX-10Rを買ってカワサキを応援しましょう!!

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そして来年はカワサキの旗を持って緑色の服を着て鈴鹿8耐に行きたいですね。

ちょっとアレだったのがホンダ勢。8位が最高位。どうしたホンダCBR。Moto GPではランキングトップですが、やっぱり8耐の結果は大事だと思いますが。過去10連覇の偉業とTSRで2連覇、634で2連覇なのに、今年の結果は…。去年ヤマハに完敗したので、今年はヤマハと競って欲しかった。

来年はホンダCBRとヤマハYZFの競り合い、そしてストレートでその2台をぶち抜くカワサキZXを見たいものです。

ではまた来年鈴鹿でお会いしましょう!

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